トイレリフォームをするべきタイミングは何年が目安?ご紹介します!

「トイレの寿命はどれくらいなのか」
「トイレのリフォームをするべきタイミングはいつだろう」
住宅リフォームをお考えの方で、このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

トイレは毎日使う場所であり、清潔に保ちたい場所だと思います。
劣化が進んでくるとさまざまな不具合が発生してくるので、時期を見てリフォームを検討することが重要です。
そこで今回は、トイレの寿命と、寿命がきていなくてもリフォームするべき時期、そしてトイレリフォームの費用相場について紹介します。
また、トイレを買い替えずに使い続けるとどうなるのかと、トイレリフォームのメリットについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

□トイレの寿命はどれくらい?


トイレの寿命と言っても、実際は部位ごとにその長さはばらばらです。
ここでは、トイレの部位別に寿命を紹介します。

まずは、便器とタンクです。
便器やタンクは、陶器製であるため、ひびさえ入らなければ100年以上は使用可能と言われています。

しかし、汚れがこびりついて落ちなくなったり、変色してしまったり、ひび割れしてしまったりした場合は耐久年数に限界がきたと言えます。

また、近年では陶器製の便器ではなく、樹脂製のものもあり、陶器製よりも比較的ひび割れや変色が起こりにくいとされています。

次に、パッキンと配管です。
パッキンや配管は目には見えない部分ですが、これらの寿命は7年から10年ほどとされています。
もしくは、水漏れが発生したら劣化のサインですので、すぐに交換できるようにしましょう。

次に、洗浄便座です。
洗浄便座の寿命は、10年ほどとされています。
便座には自動開閉や暖房、温風、そして洗浄ノズルやリモコンなどのさまざまな機能が付いていますが、これらの機能の一つでも不具合が生じたら寿命と言えるでしょう。

□寿命がきていなくてもトイレリフォームをするべき時期についてご紹介!


トイレの各部位に寿命がきていないとしても、これから紹介する4つのことについて気になっている場合はトイレリフォームの検討をおすすめします。

1つ目は、掃除が面倒だったり、掃除がやりにくいと感じるときです。
トイレは、いつでも清潔な状態に保っておきたいと考える方がほとんどでしょう。
そこで、トイレ掃除に以前よりも手間がかかると感じたらリフォームを検討してみても良いでしょう。

長い間使い続けると、どうしても汚れが落ちにくくなります。
また、掃除しにくい部分には汚れがたまって、その汚れが取れなくなったり、臭いの原因にもなったりします。
最近のトイレは、性能が進化して掃除がしやすいものもあるので、掃除の負担が増えたと感じたら替え時かもしれません。

2つ目は、電気代の節約や省エネ化をしたいときです。
基本的に、電化製品は最新型のものほど消費電力が少なく、電気代の節約や省エネ化されています。
そのため、光熱費という観点を意識するなら、寿命がきていなくてもリフォームを検討してみても良いでしょう。

3つ目は、水道代を節約したいときです。
長い目で見たときに、トイレをリフォームした方が水道代のコストパフォーマンスが上がります。
その理由は、流す水の量が減るからです。

これまでは14から15リットルほどの水が必要でしたが、技術の進化により4から5リットルほどで流せるようになりました。
つまり、10リットルほどの水が節水できるようになったので、家計に非常に優しいと言えます。

4つ目は、最新機能のトイレを使いたいときです。
最新のトイレの機能には、洗浄機能やトイレのふたの自動開閉機能、座ると音楽が流れる機能など、これまでにはなかった機能を持つトイレが登場してきています。
そのため、リフォームすることでトイレでも快適に過ごせるようになりますよ。

□トイレを買い替えずに使い続けるとどうなるのか?


実際のところ、トイレは経年劣化した場合や寿命を迎えた場合でも使い続けられます。

しかし、劣化した状態で使用を続ければ、当然さまざまなトラブルが発生してきます。
例えば、便器が割れていたり、ひびが入っていたりしたら使用自体ができなくなります。
他の機能が使えたとしても、けがをするかもしれないので使用は控えた方が良いでしょう。

また、故障の頻度が増えることで、修理費用が多くなることも懸念されます。
古いタイプのトイレの場合には、故障した部品の在庫がないこともあるので、そもそも修理自体できない可能性があります。

これらのことから、そろそろ寿命が近づいてきているトイレの場合は、トラブルが起こる前にリフォームを検討することをおすすめします。

□寿命の前にトイレリフォームをするメリットをご紹介!


1つ目は、掃除の手間を減らせることです。
トイレは、家族全員が一日に何回も使用する場所なので、どうしても汚れやすくなります。

しかし、掃除するには手間のかかる場所であるのに加えて、隅々まで掃除ができていないと、汚れや臭いが残って取れなくなってしまう厄介な場所です。

先ほども紹介しましたが、最新型のトイレは手軽に掃除が行えるようになっています。
具体的には、温水洗浄機のノズルを自動洗浄してくれるものや、スイッチで便座とタンクのすき間を上げられるもの、便座のフチがフラットになっているものなどがあります。
このような機能を取り入れることで、日頃のトイレ掃除が楽になりますよ。

2つ目は、節電や節水につながることです。
先ほども紹介しましたが、最近のトイレは古いタイプのものと比べて、1回あたりで10リットルほど流れる水の量が少なくなりました。
これは、一日単位で考えると相当な量の節水につながります。

また、温水洗浄機についても消費電力が少なくなるような設計のものも増えてきています。
便座の温め機能をオフにしたり、温水シャワーの温度を下げたりすることを機械が自動でしてくれるトイレもあります。

3つ目は、快適になることです。
これまで紹介してきた通り、最新型のトイレにはさまざまな便利な機能が付いています。
そのため、光熱費や水道代が節約できるだけでなく、高機能なトイレを使えるようになることもメリットです。

□便器の種類についてご紹介!


便器にはいくつかの種類があります。
ここでは、代表的なものを3つ、その特徴とともに紹介します。

1つ目は、洗い落とし式です。
洗い落とし式とは、水の落差によって、便器内の汚物を押し流すタイプになります。
構造がシンプルなため、価格が低いことが特徴です。

しかし、水たまり面が狭く設計されているため、乾燥面に汚物が付きやすかったり、洗浄時に水が跳ねたりすることがデメリットです。

2つ目は、サイホン式です。
水を吸い出す力のことをサイホン作用と呼び、これによって汚物を吸い込んで、排出するタイプの便器をサイホン式と言います。
水たまり面は、洗い落とし式よりもやや広めですが、汚物が付いてしまう可能性はあります。

そして、サイホン式には、サイホンゼット式とサイホンボルテックス式という、さらに2種類あります。

サイホンゼット式とは、強い水流でサイホン作用を起こすことで、汚物を吸い込む力を強くしたタイプになります。
水たまり面は、サイホン式よりも広く、汚物が付くことはほとんどありません。
また、汚物が水面に沈み込むので、臭いも抑えられることが特徴です。

サイホンボルテックス式とは、渦を巻きながらサイホン作用を起こすタイプの便器です。
水たまり面は、サイホンゼット式よりも広くなっています。
また、流水時には、空気が入り込まないようになっているので、静かなことが特徴です。

しかし、このタイプは、通常の便器よりも高い水圧を必要としているので、戸建ての2階への設置には向いていないことに注意しましょう。

3つ目は、タンクレス式です。
タンクレス式では、水道の水圧のみで排水を行います。
その名の通り、タンクがないタイプの便器で、掃除がしやすく、スマートなデザインが特徴です。
タンクレス式もサイホンボルテックス式と同じく、設置するには高い水圧が必要です。

□トイレリフォームの費用相場をご紹介!


トイレリフォームの中心価格帯は50万円未満です。
ここでは、実際の施工事例を参考に費用相場を紹介します。

*和式便器から洋式便器へのリフォーム


和式から洋式へ交換する場合、50万円ほどかかります。
便座は小さいものを取り入れることで、スペースが確保できて立ち座りが楽にできるようになりました。
また、壁には防臭や防湿効果が高い素材を取り入れることで、衛生面と快適さが加わりました。

*タンク式からタンクレス式へのリフォーム


一般的なタンク式からタンクレス式に交換する場合は、25万円ほどかかります。
これまでは、1回の洗浄ごとに水がたまるのを待たなければいけませんでしたが、リフォームすることで、連続で洗浄ができるようになりました。

*温水洗浄便座の取り付け


リモコン操作型の温水洗浄便座を取り付ける場合は、9万円ほどかかります。
ユニットバス内のトイレでも、除湿型を選べば湿度に関係なく使えるようになります。
ちなみに、リモコンは乾電池式が多いです。

□まとめ


今回は、トイレの寿命と、寿命がきていなくてもリフォームするべき時期、そしてトイレリフォームの費用相場について紹介しました。
また、トイレを買い替えずに使い続けるとどうなるのかと、トイレリフォームのメリットについてもお分かりいただけたかと思います。
ウォシュレットや配管などは10年ほど、便座やタンクなどはひび割れするまでが寿命になるので、このことを参考にトイレリフォームを検討してみてください。
リフォームすることで、節約できたり、最新機能を使えたりするというメリットもありますよ。

守口市、門真市周辺でリフォームをお考えの方は、いつでもお気軽にお問い合わせください!

施工事例

お客様の声

イベント情報

お役立ち情報

お問い合わせ

採用サイト

サービス提供エリアのご案内

大阪府守口市にある店舗・ショールームから、すぐに伺える範囲(守口市、門真市)を提供エリアとさせていただいております。
適切なサービスをご提供させていただくために設定させていただいております。弊社でのご提供価格は、「お得なメニュー」に掲載されている商品を合わせてご覧ください。
守口市、門真市以外の地域にお住まいのお客様もぜひ一度お問い合わせください。

ABOUT USわたしたちのこと

CONTACTお問い合わせ

  • お問い合わせはこちら
  • お見積もりはこちら
  • 資料請求はこちら