キッチンは使用頻度が多く、家族全員が立ち入る場所なだけに、納得のいく空間にしたいですよね。
そこで今回は、キッチンならではの床材の選び方についてご提案いたします。
他の部屋と同じ床材でも問題ないのでは？という方もいらっしゃるかもしれませんが、キッチンならではの特徴を押さえた床材をご紹介いたします。

□キッチンの床材を選ぶときに意識したいポイント

まず、キッチンの1つ目の特徴として、水を扱います。
この点で他の水回りと異なることは、「洗い物をする」という点です。
洗い物をすれば、どうしても水が跳ねて床に飛んでしまったり、周りに飛び散ってしまったりすることがあります。

2つ目の特徴は、油や食べ物を扱うことです。
気をつけていても油が飛んで床がベタベタになってしまったり、冷蔵庫から食材を出す際に床に落としてしまう、なんてこともあります。

3つ目は、重たいものを置く場所ということです。
冷蔵庫や、食器棚、鍋や電子レンジ等の調理器具等、キッチンには重たいものがたくさん置いてあります。

これらのキッチンの特徴から、キッチンの床材には「掃除や手入れがしやすい床材」「荷重に耐えられる床材」を選ぶことがポイントとなってきます。

□キッチンの床材候補を4つご紹介！

＊複合フローリング

床材として最もポピュラーなのが複合フローリングです。
表面にはコーティング剤が施されているため、水や汚れに強い、傷に強い、ペットのいるお宅にも安心、既存の床の上から貼りやすくリフォームに好適など、デザイン性・機能性ともに高い商品が多いのが特徴です。
また、リーズナブルな価格から選択できるのも特徴です。

＊フロアタイル

フロアタイルとは、塩ビ素材でできたタイル状の床材のことです。
デザイン性が高く、好みのデザインを見つけやすい床材です。
耐水性が高いですが、目地の隙間からは水が染み込んでしまうことがあるので、キッチンで使う場合は隙間の位置には要注意です。

＊クッションフロア

クッションフロアもフロアタイル同様、塩ビ素材でできています。
感触が柔らかく、足下が疲れにくいので、立ち時間が長いキッチンに使用される方も多くいらっしゃいます。

＊コルクタイル

コルクタイルには、弾力性・断熱性・防水性・防音性等の特徴があります。
また、柔らかい床材のため、食器や調理器具を落としても大きな音が響かないなどのメリットもあり、最近注目を集めています。

□まとめ

今回は、キッチンリフォームにおける床材の選び方についてご紹介いたしました。
床材には、掃除のしやすさと重さに耐えられることがポイントになります。
守口市にお住まいでリフォームを考えていらっしゃる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。