今日はﾄﾞｲﾂ生まれの建築家  ﾌﾞﾙｰﾉ･ﾀｳﾄ について少々…
ﾀｳﾄは日本の美しい建物　桂離宮を見た時　次のように語っています…優れた芸術品と接するとき涙はおのずから目に溢れる　芸術の美は単なる形の美ではなく　 その背後に無限の思想と精神的連関との存することを看守せねばならない　       私たちは暫くここに立ち尽くして　互いに話すべき言葉を知らなかった… 　と言っています。   美の背後に『無限の思想と精神的連関』を読み取る姿勢がﾀｳﾄの美意識の基本となっていたようですね。

『ALLES GROBE IST EINFACH』(全ての偉大なものは単純である)　これはﾄﾞｲﾂのことわざです。　　桂離宮を　これ以上単純でしかも同時に　これ以上優雅であることはまったく不可能である…と評しています。

桂離宮外観



桂離宮内部

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 
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