ドアクローザーのおはなし
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カテゴリー:現場ブログ
玄関のドア上についている「ドアクローザー」
ドアが「バタン」と勢いよく閉まらないように調整してくれているパーツです。
毎日何回?何十回と開け閉めしても頑張ってくれているのですが
長年使ってくると、どうしても傷んできますよね。
傷んできたサインは
・ドアが勢いよく閉まってしまう。
これだけです汗
それと、もう一つ前兆としてのサイン
ドアクローザー本体に、液体っぽいものがついてませんか??
床に液体っぽいものが落ちてシミ・汚れがありませんか??
ドアクローザーのしくみ
ゆっくり閉めてくれるこの鉄の箱
中に「オイル」が入っており、そのオイルの圧力=油圧で
繋がっている鉄の棒をゆっくりと作動させる仕組みです。
それが使用頻度と経年劣化によって、やはり傷んできます
可動部にはパッキンが入っており、そのパッキンが傷んでくると
そこから中に充填されている「オイル」が出てきてしまいます。
そのオイルが少しづつ外にあふれてしまい
先ほどの前兆のサインで書いた、
液体の様な跡、それが床に落ちて床が汚れるとなります
漏れてもすぐに「バタン」とはなりません
オイルが漏れているとなると、中に充填されていたオイルが減る=油圧がさがるとなり徐々には元の力は減ってきます。
気づかない程度でゆっくり閉まっているのが早くなってきて
そのうち圧力がなくなれば「バタン」となってしまうという不具合の流れです。
今回、ドアクローザー交換させて頂きました。
商品本体の製造元がなくなっており、その代替品を他メーカーが作成してくれていたので
ビス位置を変更せずしっかりと固定でき取替ができました。
汎用品もありますが、すべてに対応するものではないので要チェックが必要です。
「うちのドアも少し音がきになる??閉まるの早くない?」となっていれば
前兆のサインのチェックしてみてください!
DIYでも可能なのですが、取り替える商品のチェックが重要ですのでお気を付けください!
わたなべでした~。